北海道地方の農業の特徴と主要な農作物を徹底調査!【2023年版】
北海道は日本でもっとも冷涼な地域であり、冬季は雪が積もることから二期作や二毛作はほぼ不可能とされています。
一方で田畑の面積は非常に広く、日本で生産される農作物の約半分は北海道産です。
北海道の農業は酪農との兼業が多いことでも知られていますが、これは牧草の栽培に適した泥炭地が多いためです。
また、放牧に適した緩やかな傾斜地が多いことも理由のひとつですが、近年では農業技術の進歩や品種改良などにより、酪農に頼らない専業の農家が増えています。
北海道は冬季は氷点下まで気温が下がる一方、夏季は30度を越えることも珍しくありません。
寒暖の差が激しい地域でも大きく育つ、じゃがいもや小麦、たまねぎなどが北海道の主要な農産物とされています。